なんでもできる≒なんにもできない

はじめまして。
でーちといいます。
今年で33になりますが、かれこれ人生の9割ほどをゲームに捧げてしまっています。
文章を書くのはかなり苦手なので、おそらく中学生の作文程度の文章になってしまうかと思いますが、思っていることを書いてみようと思います。

僕は色々なゲーム(特に対戦ゲーム)が大好きな雑食系ゲーマーです。
本当に最初まで遡るとイーアルカンフーあたりになってしまうので割愛。

本格的に大会などに出たりしだしたのはVF4EVOの時からで、一番長くやり込んだシリーズでもあるので、いわゆる「バーチャ勢」という属性がついています。

おそらく僕のことを知る人は、”でーち”のイメージとして「器用」「どんなゲームでもできる」みたいな感じのイメージを持っている人は少なくないのかなぁと思っています。
手前味噌ですが、自己評価としてもそう思うところがあります。

片手間に音ゲーやったら弐寺8段そこそこ、ポップンは昔のレベル41そこそこ、LoLやったらダイアそこそこ、格ゲーやったら…どんなもんでしょう?

これは自分の特技というか長所であると思っていますが、同時に最大の欠点だと思っています。

某RPGでいうところの赤魔道士であり、器用”貧乏”でもあるのです。
何をやってもそこそこだけど、一番にはなれない。

しかし残念ながら、僕は「誰にも何にも1回も負けたくない」という自分の能力に致命的に噛み合わない性格の持ち主なんです。

もちろんバーチャで一番強くなりたかったし、そのためにバーチャ以外やってなかった時期がありました。
しかし、当時自分が住んでいたのは長野県松本市(なかなかの田舎)。バーチャはゲーセンでしかできないゲームなので、ゲーセンに人がいないと対戦すら成り立ちません。

有り余るモチベーションとは裏腹に、元々あまり対戦するのにいい環境ではなかった上に周りは様々な理由でゲーセンから離れていき、ついにはほとんど誰もいなくなりました。

仕方ないので単身県外まで車でバーチャをやりに行っていましたが、それも限界があります。
VF5無印の頃に比べて一桁試合数が少ない状態。

結局自分のモチベーションも消滅させざるを得ませんでした。

その後ソウルキャリバー5というゲームと出会い、バーチャ勢としてかなりやり込みました。
STRIKE.2という団体戦で「板橋ザンギエフ、かまあげ、大須晶、かいぶつ、でーち」チームで優勝したのは本当にいい思い出です。

しかし、個人戦で俺が最強になってやる!という思いはそこまで燃え上がらず、半分諦めのような形で自然消滅するようにプレイしなくなっていきました。

正直、どのようなスタンスで取り組んでいたか、という気持ちはよくわかっていません。
バーチャ勢の仲間と同じゲームをやっているのが楽しかっただけなのかもしれません。

そしてまたバーチャ勢の人たちとLoLにハマり、そこそこ器用な自分は100体以上のキャラ(チャンピオン)を試合ごとに使い分けるゲーム性はそれなりに自分に向いていて、仲間とワイワイ喋りながらエンジョイ勢として毎日遊んでいました。過去形でなく今でもやっていますが。
このゲームは単純にプレイするだけで面白いと感じています。

約7年間、格闘ゲームは全くといっていいほどやりませんでした。

そんな時にボイチャでふと聞いた「キャリバー6が発表されるらしい」という話。
真っ先に言いました「どうせガセじゃないですかね」と。
今思うと怖かったのかもしれません。本当に6出てしまったら、本気でやらないと気が済まなくなる。
本気でやり込んで結果が出なかったら悔しくてしょうがなくなってしまうんじゃないか。
本気でやり込んだところでまたそこそこで終わってしまうんじゃないか。

しかし本当にキャリバー6は発表されました。疑ってすみませんでした。
そしてその瞬間から、「今度こそ最強になってやる」という気持ちが芽生えました。

なので当然のように本気でやり込んでいます。

バーチャで試すことすらできなかった「本気でやり込んだ自分がどこまでできるのか」をこのゲームにぶつけてみたいと思っています。

いつの間にか自分で定めてしまった限界を打ち破りたい。

そして、今、EVO2019に参加するための飛行機の中でこれを書いています。
結果はどうなろうとも、自分の取り組んできたものを出し切りたいですね。

ていうか勝ちてえ。

そんな感じでとんでもない乱文ですが思っていることを書いてみました。
次のバトンはEVO参加2回目、まだまだ現役の情報屋さんに回させていただきます。