定額フリプって?

はじめまして。TZWと申します。
一部では「グラⅡ仮面」「コンボ職人」「田沢さん」なんて
呼ばれていたりもするようです。
あ、田沢”さん”までがあだ名です。ネタなんだそうです(なんだそりゃ?)
ええと、とにかくTZWという名前で活動していたりします。
よろしくお願いします。

気が付けばすっかり寒くなっていて、
まい’んサンからバトンを回して頂いたのに遅くなってスミマセン・・・。

■簡単な自己紹介

「家の裏にインベーダーハウスがあってネ」から語り始めると、
終わらなくなっちゃうので簡単に。

とはいえゲームに関しては、結構面白い人生を歩んじゃってるんじゃないかなと
自分でも思ってたりします。

まい’んサンは「ストⅡの連続技の人」だったようですが、
知り合った時期によっては、グラⅡの人パイプドリームの人スコアの
そしてトライタワーの人だったり印象がいろいろなんだそうです。

まずは連続技

これが一番長くなるんですが、なるべく簡潔に。
当時はストⅡの対戦格闘の攻略が盛んで、同人誌でも対戦ばかりが取り上げられていた時代。
そんな時に「連続技だけをまとめた本があったらいいのにナ」と思ったのがきっかけで、
「無ければ作っちゃおう」で自分で本にまとめたのが最初だったりします。

映像で言えば「なごやん」がまとめた初代スト2のビデオが恐らく最初じゃないかと。
連続技と面白現象、超絶テクをまとめたもので今見ても本当に凄い内容です。

自分はターボ辺りから映像は公開し始めるんですが、
つまりは連続技だけに特化したという意味で”最初”なのかなーと。
そのおかげか、いまだに連続技の人と言ってもらえるのはありがたいですね。
ゲーム歴の長い方は「ストⅡ全シリーズのガイル連続技ビデオ(VHS)」
見たという人もいるんじゃないでしょうか。

(余談ですが、
「コンボ」というゲーム内等での表記はスーパーストⅡあたりからかなと。
ターボまではコンボ表示が無かったですし。
今では「コンボ」という響きにもすっかり慣れちゃいましたが、
当時は違和感しかなかったので「連続技」という表記にとことんこだわっていました。)

連続技はアーケード版のZERO2あたりまで。
3D方面はやらず、ストリートファイター THE MOVIE やジャッキーチェンに走りました。
数年前は何を思ったか「ガンダムEXレビュー」の連続技をまとめました。
やっぱり連続技を探すのは楽しいですね。
(Youtubeに一部アップしてますので良かったらどうぞ)

秋葉原「トライアミューズメントタワー」

自己紹介なのでどうしてもトラタワの話は出てきちゃいますよね。
秋葉原の基板屋「トライ」がやっていたゲームセンター。
7フロアもあり、最新作からオールドゲームまで結構な台数が稼働していました。
後に同じ秋葉原に移転をするんですが、
移転をする前の盛り上がっていた時期にうっかり店長だったり、
広報だったりをやらせていただきました。
2000年頃に秋葉原に遊びに行っていた方はお店を覚えているんじゃないかと思います。
あの頃お店に来ていただいた方、ありがとうございました。

「リクエスト台」「定額フリプ」「アルカディアクーポン」「グラディウスコーナー」
と懐かしいですね。
これらはトラタワが最初にはじめた企画だったりします。

ハイスコアや対戦も

ずっとゲームセンターにいたので、自然とハイスコアに挑戦したりもしました。
いくつか全国一位にもなれました。最近も久々に全一取れました。
対戦はというとヘタの横好きというか。
ストⅡメインですが、過去にはバーチャの2と4はやってた時期があります。
弱かったんですよコレが。

でっ、現在

ずっとゲーセンにいて、仕事もゲーム関係だったりしていたので、
おかげさまでアーケードゲームに関しては、ほとんどの業種を経験していたりします。
ありがたいなぁと。

現在は「スタジオTZW」という屋号でフリーで活動しています。
最近は株式会社ハムスターさんの「アーケードアーカイブス」の外部検証をメインに
やっぱりアーケード方面でお仕事をしています。
(お仕事は随時募集中です)
開発、広報、営業、そしてプレイヤーと、今までの経験が生かせて楽しいです。

いろんな角度(立場)から案件を見れるので使って頂けているのかな?と思っています。

自己紹介はこのあたりにして、せっかくの機会ですので
「定額フリープレイ」について語りたいと思います。

 

■定額フリープレイ

トラタワの「毎週金曜夜6時から500円でスパⅡXやり放題」
これが定額フリープレイの元祖かと思います。まぁ、自分が企画したので。

駅前のセガが対戦のメッカという事もあり、
トラタワでは対戦のインカムがいまいちでこれをどうにかしたかったのが
オペレーター目線でのきっかけです。

対戦台というスタイルと、勝ち続ける一部の上手い人がいる点も課題なのかなと。

ゲームセンターに行って、何千円も使ってほとんど勝てなかったら・・・
そのゲームが嫌いになってしまうんじゃないかと。
ヘタしたらゲーセンに行かなくなっちゃうんじゃないかと。

「定額」であれば、勝ち続ける人からの最低限のプレイ代金を頂きつつ、
「どんなに負けても500円(当時のトラタワ)」なら金額面での不公平感は減るのかなと。
これなら新規に始める人が、全く勝てなかったとしてもそんなに負担はかからないのかなと。

「対戦台」というスタイルも気になっていて。
勝ちにこだわる方が多いお店で、そういった雰囲気込みで認知されているなら
それはそれでいいと思います。インカムも良いはずですし。
それに対してトラタワはこれからお客さんを集めなきゃいけないのと、
他店舗との差別化も必要だったので
「殺伐とした雰囲気」ではなく「ほのぼのとした雰囲気」が良いのかなと。
無言で勝った負けたよりは、ワイワイ楽しめる空間でコミュニケーションを
とってもらいたいなと。

そこで背合わせでは無く、「横並びの対戦台」としました。
これなら対戦相手とも「今の何?」「それ凄い!」なんて会話もできるだろうし。

さらには一般的な対戦台だと、上手い人の後ろで順番待ちしてると
いつまでも乱入できなかったりするんですが、
横並びならその辺りも問題なく。
譲り合ったりも含めて、順番待ちでもちょっとした会話ができるかと。
というか順番待ちの間もコミュニケーション取れるのが良いのかなと。

この考えは上手くいったようで、参加して頂いた方々からは好評だったようです。
上手い人にアドバイスもらったり、ゲームに関係ない雑談で盛り上がったり。
うっかり話に夢中で全然対戦しなかったり、なーんて事もあったようです。

これならどんなに負けが込んでも、「ゲーセン行って楽しかった!!」
思ってもらえるのかなと。

イベントが始まった直後は知人友人に声かけたり、
地元の上尾勢は強制参加してもらったりしていたのですが、
口コミでどんどん広がっていって多くの方に参加してもらえたのは嬉しかったです。

(10年くらいたって「そういやトライのフリプはメンテが良かったねぇ」なんて
言われたのも嬉しかったです。開始時間前に横並びに移動して、消磁や清掃などなど。
ボタンチェックだなーんて言ってジャンプ大パンチアッパーダブルとか、
大ゴス中足真空とかで確認してましたから_汗)

ただ、
「定額プリプ」「横並び対戦台」の話がちゃんと理解されずに、
「定額で」「安く」対戦ができるだけのイベントだと他店に広まっていったのは
少し残念です。

おっと、最後は愚痴になっちゃいました。
トラタワの話はいくらでもあります。またの機会に。

■終わりに

ああっ、TVアニメ「ハイスコアガール」のハルオの中の人の話を忘れてた!!
真空投げや、ダブルサマーの連続技、そしてあのリフトアッパーの空振り、は
自分がプレイしていたりします。
大野さんの中の人のザンギとスペイン大会の決勝で当たったり(!?)、
そんな話でも良かったかな?
このあたりもまたどこかで。


さて次のバトンなんですが、ここらでバーチャな方にお願いするのも面白いかなと。
友人というか、むしろ戦友

邪影丸さん

にぜひ。

バーチャ2で常に現役!!
有給取得の理由がアツすぎる(おっと、これは内緒!)
自分は遅くなっちゃったけど、早めにブログの公開よろしくです!