ストリングス・オブ・ゲーミングライフ

皆様ご機嫌いかがですか。らいしゅけと申します。ソウルキャリバー6を一生懸命プレイしています。

よく遊んでいるまゆぷん&たもねぎから急にこのブログを頼まれて考え無しに引き受けちまいました。僕は頼まれたら断らない男です。かつてソウルキャリバーとデッドオアアライブの共同オフライン大会Playse#5の開催数日前にいきなり「DOA予選の実況やってもらえませんか」と頼まれた時も特に喋りの実績ないにもかかわらず断りませんでしたからね。あれはどうかと思います餅Aさん(実名報道)。今となっては貴重な経験ですけどね!

生まれは1978年で、中学生の頃ストリートファイター2の大ブームが直撃した世代なので当時から今に至るまで何かしらの格ゲーは常にやってました。中でも僕の重要な構成要素であるバーチャファイター2はゲーム自体もカルチャー的な意味でも当時の最先端感がビリビリ伝わってきてハマり…たかったんですが当時の行動範囲内のゲーセンでは対戦が流行っておらず(地方民)モヤモヤする日々を送っていました。

結局なんやかんやあって上京するのですがその理由の半分くらいはバーチャでゴリゴリ対戦してみたかったからなんですよね。

時はVF4evoがリリースされた直後くらいです。盛りってる都会ゲーセンの空気を胸いっぱい吸い込んでましたが当時は知り合いもおらず大会参加とかは尻込みしてたなあ…

その後もバーチャ5無印ぐらいまではかなり対戦してました。しかし仕事の都合でゲーセン通いがしんどくなってきて家庭用にシフト。

そして2012年発売のソウルキャリバー5でオフライン大会に参加するようになったのを契機に友達が増え、地元新潟のバーチャプレイヤー達とキャリバーという戦場で邂逅するなど印象的な出会いがありつつ先述のPlayse絡みでDOA勢とも交流が生まれ、今も楽しい格ゲーライフを送っております。

直近の私的トピックなのですがかつてゲーメストやアルカディア等の誌面で活躍を眺めていたバーチャレジェンドの方々とキャリバー6で対戦やお話したりする機会があり、時を超えて一本の糸が繋がったような不思議な感覚を覚えてしまいました。これがStrings Of Lifeだったのか。

デトロイトの伝説的DJデリック・メイの代表曲。名著『バーチャファイター2マニアックス』にこの人がインタビューで登場しています。久々に読み返したらグッときたので少し引用。
「すごくおかしなことだけど、ゲームの常用性に溺れてしまっている人がいる。まあ、みんなそうだと思うし、僕自身もそうだけど。ゲームのサブリミナル効果とか刷り込み効果とか、そういうものじゃなくて、単にゲームに入れ込んでしまって、ゲームそのものが生活みたいになってしまってるんだ。もっと遠くに、もっとうまく、っていうような感じに。変な話だけど、自分自身がゲームになってしまっているようにさえ、思うんだよね」

といった感じでゲーム人生を振り返るような文をつらつらと書いて、このリレーブログを最初から読んでいくうちに、ここ数年ボンヤリと感じていた不安が急にくっきりと目の前に姿を現したのです。

この先、あと何年、あと何ヶ月、
強くなることを諦めずにいることができるのか?

年齢と共に体力が衰えるのは当然、たくさん練習した奴が強いのも当然。一番のネックはプレイ時間の捻出問題。歳を重ねるほどゲームだけに時間を使うわけにもいかなくなってくる。独身の僕ですらそう感じるので家庭持ちで格ゲーと向き合えてる人はマジで尊敬してます。人として体幹の強さの違いを感じる。

格ゲーをプレイするスタンス、目的は様々あると思いますが、近年の僕にとっては「強い奴が集まる(オフラインの)大会で結果を残す」これが唯一にして最大のモチベーションになっています。

ゲームに飽きて離れていくのはある意味幸せなことで、今プレイしているソウルキャリバー6というタイトルが困ったことにめちゃくちゃ面白く、ちょっと足を伸ばせばオフラインで猛者どもに揉まれる事も出来る環境にもあり、公式含め大きな大会を開いてくれる人もいて、モチベーションが尽きるのは想像しにくい。

だからこそ自ら納得のいく形で格ゲーと向き合うことが出来なくなった時の事を考えると、本当にやるせない気持ちになるのです。

格ゲーを通じて素晴らしい出会い、楽しい思い出、たくさんありました。幸せな時間を過ごせたと思います。でもまだ手に入れてない物がある。

来年1月、EVOJAPAN2020。ソウルキャリバー6は2度目のメインタイトルに選ばれました。「次」があるかは誰にもわかりません。

諦めの悪い格闘ゲーマーとして、生きた証を、もらいにいきます。

最後に、この錚々たるメンバーのリレーブログに自分などが参加させていただいたのは恐縮の極みでありまして、管理者の山田哲子様、ならびにこれまでの執筆者の皆様に最大限の敬意と感謝を表し、筆を置きたいと思います。

このgame ringがさらに大きく広がることを願います。ありがとうございました。

さて、バーチャファイター~ソウルキャリバーの流れでリレーが続いてきましたが、次回より新章突入します!(勝手に)
次に登場するのは・・・
KRone|Abao あば男 さん!!
名古屋を拠点にKOF界で活躍するプロゲーマー!!キャー!!
コミュニティ活動も活発にされている方なのできっと素敵なお話が聞けることでしょう!