サムライ界のGOD、ユウさんにご依頼頂き、記事を書かさせて頂きますm(__)m
◆自己紹介◆
鹿児島で育ち鹿児島を出た東京17年目のふせますたこと、渡辺社長と申します。
ふせますたという名前は、当時の最強右京使い「HK」が伏せという特殊動作のシステムを使うのが上手いサムライプレイヤーがいる!という事から付けて貰ったようなハンドルネームです。
「伏せマスター」だと完璧でやりすぎな気がするので、ニュアンス含めて「ふせますた」になってます。
詳細は藤森さんが書かれたと思われる格闘ゲームプレイヤーwikiをご参照下さい。
♦格闘ゲームとの出会い
格闘ゲームと出会ったのは小学校2年生の頃くらいで、その時の事はよく覚えています。
その当時はSFC版のストリートファイターⅡ。
波動拳の出し方は「屈んで(2)歩いて(36)パンチ(P)」でした。
全く技が出ず、スクリューパイルドライバーに関しては1時間やっても1回出るか出ないか程度だったのをよく覚えています。
そこから幾分月日は流れても、格闘ゲームは大好きで、対戦というジャンルに熱が冷める事はなかったです。
♦当時のゲームセンター
当時のゲームセンターというのは大人や不良が行く遊戯施設であり、世間一般的には家族連れや子供が来れるような場所ではなかった。
鹿児島には当時有名なゲームセンター「フェニックス」がありましたが、僕が中学生の頃は
フェニックスの存在を知らず、「LASA」というゲームセンターでよく対戦していました。
LASAは不良のたまり場であり、歩くスペースより唾や痰の方が床のスペースを占領している程。
その中、悪い大人が行くような施設で1週間に1回はXMENvsSFやKOFを嗜んでおりました。
なんでもありのこの時代は、連勝したりハメをする事で普通に絡まれます(僕も当然絡まれて金をせびられました)
それでも懲りずにゲーセンで顔を出す自分は本当に対戦格闘ゲームが好きだったのでしょう。
鹿児島での渡辺無双はこの頃から始まっていたのです・・・。
♦東京上陸
上陸してまず一番勝ちたい!を目指したいと思ったタイトルは「カプエス2」。
カプエス2は鹿児島では熱狂的人気で、様々な場所で大会が開かれており、その当時に弟子犬さんと出会ったのもよい思い出です。
その後、サムライスピリッツ零が稼働。
そこからなんです、僕の本格的な東京格闘ゲームライフを送ることになったのは。
◆出会い
白いジャージにスキンヘッド、眉毛無しと明らかヴィレンの風防をした男がサムスピ零をやっておる。
セガへ行けば毎日のようにいる白ジャージの男。なんやねんこいつ。
毎度のように数時間対戦しあっては両替を機に睨みつけ合う。
渡「どうも、上手いっすね…(ビキビキ)」
鳥「あーそっちもなかなか・・・」
そう、知る人ぞ知る鳥ふるさんです。
彼は東京へ来て初めての格闘ゲーム仲間であり、今でも付き合いのある友人の一人です。
したらばや2ちゃんねる、うらいたを知らない我々はここから二人で行動する事となるのです。
♦東京で初の大会
常日頃二人で動いていた我々に舞い込んできたはサムライスピリッツ零、蟹スポ3on3。
我々は風体もそれなりに強面だったため、どのゲーマーからも話しかけてもらえない中、初めて声かけてきた東京プレイヤーが「るちゃ」という当時覇王丸最強プレイヤーだった人です。
彼に大会、したらばなどの情報を教えてもらい、そこから自分で情報を探る方法を知り、更なる格闘ゲーマーへの道を踏み出した形になりました。
情報弱者は業界を生き残れないと判断した瞬間でもあります。
情報弱者は業界を生き残れないと判断した瞬間でもあります。
◆その後の格闘ゲーム人生
長きに渡りサムライシリーズと向き合い、サムライ勢という勢力に位置する私は、「サムライ勢はサムライしか出来ない」という言葉を耳にし、「それなら俺が他所行って結果出してくるから見ておけ」という事でサムライから離れていました。
結果、サムライから離れて約10年。
結果を出せたのは勿論の事、様々なコミュニティに参加していたのもあり、自然と仲間が増え、今に至ります。
サムライスピリッツは新作が発売されたのをきっかけに私はサムライの世界へ戻ってきました。
「あぁ、やっぱりサムライ勢なんだなぁ」と今が一番実感出来ている気がします。
あの頃のプレイヤーと必ずしも出会えているわけではありません。
ただ、どこか懐かしい。
若かったプレイヤーもすっかり今ではおじさん。
おじさんが沢山集まる場所へ帰ってきたのです。
♦最後に
あの頃と比べて格闘ゲームはプロが出現し、お金が絡む事も増え、認知されてきたと思います。
ビジネス化が進んでいる中、変わらずこのカテゴリーで仲間が出来た事、競い合える事、趣味としてまだ続けられている事をありがたく思っています。
そしてブレイブルー、デモンブライド、アンダーナイトインヴァース・・・振り返った時、少しはサムライ勢でも他所ゲー少しはやれるんだぜ!って思ってくれたら嬉しいおじさんがここに。
ありがとう、格闘ゲーム。俺の人生は大きく変わった。
ここまで、自分の格闘ゲーム人生を語る機会を設けてくれてありがとうございました。
本当は間にかなり紆余曲折あるのですが、、、お時間です。
ご覧頂き、本当にありがとうございました。
◆バトン◆
「らんぽ」へバトンタッチします。
あのメルTVでお馴染み、伝説のUNIタレント…闇を感じる。
今では関西のパイプ的役割も担うトッププレイヤーです。
若い芽の格闘ゲーマーの記事にこうご期待!!