どうも、かげっちです。
趣味で格ゲーの、特にストリートファイターシリーズの大会とか対戦会とかを開いていたりしますが、一時期ゲーミング身バレして仕事になっちゃった時期があったため、最近は本名で呼ばれることも多くなりました。
昔からのあだ名だったとはいえ、45歳二児の父のサラリーマンとしては街中で「かげっちさん」だと確かにギリアウトなこともあるので本名呼びはありがたいですね。みんなもプレイヤーネームには気を付けましょう。もう令和6年です。
本題の前に、開幕謝らないといけないことがあります。今回のゲームの輪の話をもらったのが2月下旬。実に4か月もあっためてしまいました…
最初はコミュニティイベントとして開いた全国大会(https://fighterscrossover.com/tournament00/)の話をしようと考えていたのですが、4月にEVOJAPAN2024があって、5月バタバタしてるうちに6月になっちゃいました。ごめんなさい。
ちなみに5月のバタバタは、「京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」の発表準備のためでした。一度は声に出して読んでいただきたい大会名となっております。ぜひご唱和ください。一息でお願いします。
この「京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」は、今年11回目を迎える「CAPCOM CUP Ⅺ」のオフライン一発予選!オフラインプレミアは実に5年ぶりであり、上位2名が本戦への切符を獲得します。
グランドファイナルが消化試合になって盛り上がんなかったら嫌だなと今から気になっていますが、久々のオフラインプレミアの緊張感をぜひみなさんも現地で味わってもらえればと思います。
そんな私はJCGさんのプレスリリース(https://jcg.co.jp/news/news-8424)にもありますが、ありがたいことに大会アドバイザーに任命されました。
総合プロデューサーの猿渡さんのもと準備を進める主催のJCGさんに対して、仕事の傍らコメントしたりアイデア出したりしてます。せっかく関わらせてもらってるので、大会に出る人も出ない人も5年ぶりのこの祭を一緒に楽しめるようにしていきたいと考えています。もし何か希望があればこっそり耳打ちしてください。
ということで、「京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」は現在大会エントリー受付中!観戦だけのチケットはもう少しお待ちくださいとのことなのですが、せっかくだからみんな出場したらいいと思います。エントリーお待ちしてます。
武蔵野の森総合スポーツプラザで、僕と握手!!
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と、PRはこの辺にしておいて、ここからは自分がどういうことを考えて趣味でイベントを開いてるかをお話ししたいと思います。
自分が初めて大会を開いたのは、ちょうど25年前の1999年6月26日、当時20歳でした。中高生時代はアキバのシントクセガ(現在のGiGO 秋葉原1号館)に入り浸り、まあそれなりにやってたのもあって結構勝ててて、〇ゲ屋の大会や都内で行われる大会に出たり、ゲーメスト杯で永パして失格になったりと対戦には困らなかったんですよね。それが、家の都合で色々あってどうしても一人暮らしがしたくて選んだ「家から通えないけど都内には出れるところにある」大学の近くのゲーセンに通ってたら、ほんの一部の人しか対戦してくれなくてショックを受けたのが一つのきっかけでした。
ただ、ちょうどそのころ3rdのロケテが始まったりAOUショーで結構やれたりしたので、Webの勉強がてら攻略記事や掲示板、チャットを作ってオンラインの活動を始めていました。それが「キャラ別掲示板」として多くの人を巻き込んだ活動になって、毎日ゲーセン閉店まで遊んで帰宅後明け方テレホタイム終わるまでチャットしたり、ときどき都内でオフ会やったりと気づいたら「外」での活動をメインにやってました。(いつかゴールドリバー氏と、未だに会えてないぬいぐるみバンザイ氏と一緒に、ボードリーダー集めて飲みに行きたいなあ…)
そんななか各地のゲーセンに遊びに行くと、そこのゲーセン勢の連帯感や一体感みたいなのがやっぱ各地で感じられて羨ましくなって、じゃあ自分のところで一緒に遊ぶ3rd勢を増やすにはどうしたらいいんだろうって考えて、ひとつの答えが「大会をきっかけに地元プレイヤーに刺激と目標を与えて、そこから中核になるプレイヤーを育てていく」でした。
地元にシンボリックなプレイヤーを立て、自分が東京やネットで仕入れてきた情報をそいつや周りに教え、定期的に大会を開いて他県から遠征を招いて刺激を与えつつ、結果や動画などの情報をネットで流して認知を上げていく。それを継続していくことで今でいうコミュニティが強くなっていくと思い、まず大会を開催したのが始まりでした。
いやしかし、自分が大会で結果を出すよりも自分の周りがレベルアップしたり結果を出したりするってことの方が楽しいって思えたのは、それこそ自分より強い連中と戦う中で限界を感じたってのもあったんだろうけど、やっぱ今でもどうしてそう思うのかはよくわからんですねw
そこからは色んな大会のお手伝いをする中で「実況」というポジションが多くなり、表に立つ時期も結構長くて色んな事を経験できました。これはまたどこかでお話ししたいですね。
大会やイベントをやっていく中で身をもって大事だなと気づいたことは、当たり前っちゃ当たり前なんですが「ニーズとタイミング」です。どれだけ大局的にその二つを見て手を打てるかだと思います。あとは勢いかなw
その観点で自分の中で決めた活動テーマとして
3rd:ネットによって情報格差を埋め、大会などでゲーセン間の交流(遠征)を促す。
→ 動画上げまくったよね。あとで怒られたけどw
SF4:闘劇休止後のプレイヤーのモチベーションになる大会やイベントを開催する。
→ STARTING OVER
SFV:家庭用タイトルでゲーセンのようなコミュニティを作り、人を育てる。
→ Fighters Crossover AKIBA
という感じでやってました。この辺はブログ(https://blog.goo.ne.jp/uri_kagecchi)のログを見てもらえればと思います。
振り返るとまあまあイカれてるなという自覚はあった自分ですが、ついに昨年STREET FIGHTER 6が発売になり、この一年間は輪をかけておかしかったし現在進行形というやつであるわけですが、どれくらいおかしいかというと今回のテーマは
「やれることやって、全部展開する」
オフライン対戦会を開催し、許諾含め開催のノウハウをやりたい想いを持つ地域に展開し、若手プレイヤーや運営メンバーを育て、目標やモチベーションになるような大会やイベントを開催し継続していく。つまりは「好き」の集合体を作りたいと思って走り出したわけなのですが、大きく計画が狂う事件がありました。なないの死です。
彼と自分の関係は弔辞で述べさせてもらったとおりですが、これまでに味わったことのない喪失感でした。
https://x.com/kagecchi79/status/1692928660695822545
毎年全国大会やって、あいつにマイク持たせるところまで発売前に決めてただろあのバカたれが…
こんなに一年間が長く感じたことはなかったけど、節目なのでみんなで偲ぶ会をします。
場所はASH WINDER Esports ARENAです。詳細は適宜アップデートしますのでよろしくお願いします。
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おかげさまでFighters Crossoverは24年7月現在で26都道府県31か所で開催中です。
ぶっちゃけ1年でこんなに増えるとは思わなかったけど、同じ想いを持った仲間たちがこれだけ多いのはシンプルにうれしいし、改めて格ゲーっていいなって想いを噛みしめています。
もっともっと、みんなで楽しんでいきましょう。
本当はもっと砕けたぶっちゃけ話をしたかったのはあるんだけど今回はすいませんw またどこかでこういった機会があれば幸いです。
それでは「闘いはまだまだ続きます…」ということで、コーリーにバトンを渡そうと思います。まだ書いてないよね?
ではでは。
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かげっち