はじめまして。まんばと申します。
なみじんさんにお声がけいただき「ゲームの輪」のバトンを受け取りました。
2D格ゲー(KOF、アルカナ)出身で、現在は3D格ゲーの鉄拳をメインに活動しています。
内容は自由とのことで、格ゲーを始めた時から現在までをゲーム毎に振り返ってみようと思います。
目次
♦KOF
♦アルカナハート
♦鉄拳
♦最後に
♦KOF
・格ゲーとの出会い
高校の同級生と帰り道のゲーセンで一緒に始めたゲーム、それがKOF(ザ・キング・オブ・ファイターズ)でした。
近所(椎名町、江古田)に20円ゲーセンがあったおかげで学生の財布にも優しく毎日通うようになります。
そこで年上の常連の方とも知り合い、色々と教えていただいたおかげで、ガチャプレイだったのが少しずつ対戦になっていきました。
当時、お礼もろくに言えない自分に優しく接していただき本当にありがとうございました。
・万葉誕生
高校の同級生に負け続けていた自分はネットで攻略を探していると「やるなら極めろ」というサイトを見つけました。
そこでは各キャラクター毎の掲示板があり、沢山の方が情報交換をしていました。
最初は見るだけで満足していたのですが、ある日オフ会の告知を見つけます。
オフ会に参加したら今より強くなれるかもしれない…そう思った自分は参加を決意しました。
しかし、参加表明をするにはHNが必要だと気付きます。
本名でいくか、どうするか…悩んだ自分は、当時好きだったマンガの主人公の名前「万葉(かずは)」に決めます。
「まんば」じゃない?そうなんです。最初は違かったんです。
・初めてのオフ会
初めてのオフ会は未知の世界でした。
約束の時間に約束の場所に集まり、参加した方々と対戦、その後、ご飯へ。
人見知りの自分はすみっこでどうしていいか分からない状態だったのですが、幹事の方や参加者の方が優しく接してくださいました。
・ずぶずぶと沼に
オフ会の経験を活かし、高校の同級生にも少しずつ勝てるようになり始めた頃、近所のゲーセンの方がやべぇゲーセンがあると教えてくれました。
ゲーセンの名前は「新宿モア」
歩けないくらいの人の数、見たことないようなレベルの高さ、とにかくやべぇゲーセンだと。
自転車で新宿まで行き、わくわくしながらゲーセンの階段を駆け上ると、教えていただいた通りの光景が目の前に現れました。
対戦するまで一苦労、やっと対戦出来ても全く勝てないどころか試合になってない。衝撃でした。
そこからは時々「新宿モア」にも行くようになり、学校以外の時間は常にゲーセンにいるほどKOFにハマっていきます。
・大会を知る
「新宿モア」に通っている内、「やるなら極めろ」経由で少しずつお話できる人も増えていきました。
そして、いつものように対戦してると大会があるから一緒に行かない?とお誘いいただきました。
その大会は定期的に「新宿スポーツランド西口店(以後、西スポ)」開催され、トップレベルの方達が集まるような大会でした。
当然のごとく1回戦ボーイだった自分ですが、大会の熱気、盛り上がりに興奮し、また参加したい、次は勝ちたいと思うようになります。
ここから今までは漠然とただ強くなりたいだったのが、強くなって大会に勝ちたいに変わりました。
・まんば
ある日大会に参加した後、参加した皆さんとお話する機会がありました。
色んな話をしていく中で「え、てか、まんばだよね」と言われ、「そ、そうです!」ととっさに応えてしまいました。
そこからは「万葉(かずは)」→「万葉(まんば)」→「まんば」と名前を変えていきました。
…今思うと「まんば」になって良かったな…と。も~じゅうさんありがとうございます…
・赤塚
「やるなら極めろ」で色んな方と交流し、「新宿モア」に通い、「西スポ」の大会に参加し…と色んな所に顔を出していたのと、
年齢が若かったこともあり、ありがたい事に年上の皆さんが暖かく接してくださいました。
そこから知り合いの知り合いみたいな感じで、今までお話する機会が無かった方ともお話する機会が増えました。
その中でも赤塚の皆さんと知り合えてなかったら今どうなっていたか分からないほど自分の人生に影響を与えていただきました。
皆さんが優しく、親身に、そして、時には厳しく接してくれたおかげでクズだった自分はゲームだけでなく、人間的にも成長することができました。
それぞれが別のゲームの道に進んでも、忘年会などで今でも集まる繋がりが出来たことは本当に嬉しいです。
・大会が目標に
大会で勝ちたいになった自分は積極的に大会へ参加するようになります。
そんな中、新たな目標が生まれました。それが闘劇です。
しかし、闘劇は予選を勝ち抜いた物だけが本戦に参加できる狭き門。
KOF2003では予選を勝ち抜くことはできませんでしたが、KOFNEOWAVEで初めて本戦出場を決めた時は本当に嬉しかったです。
その後、KOFXIでも本戦出場し、後1回勝てば檀上(ベスト8)…というとこまでいくことができました。
また、闘劇だけでなく全国大会のDuelling the KOFにも参加していました。
♦アルカナハート
KOFの新作が出ない時期があり、その時に完全新作格ゲーとして発表されたタイトルが「アルカナハート」でした。
闘劇の種目にも選ばれるだろうと思い、やることを決めました。
近所の大山ニュートンが盛り上がっていたので、ひたすらそこでやってました。
気付けば聖地化し、色んな方と知り合うことができました。懐かしい。
残念ながら闘劇は赤紙止まりでしたが、本戦では解説をやらせていただき、良い経験になりました。
♦鉄拳
・始めたきっかけ
たまたま鉄拳5DRの軍曹杯を見て、人の多さ、熱気に衝撃を受け、鉄拳の最新作が出たらやろうと心に決めました。
そんな中で稼働したのが鉄拳6。他のゲームを一切やめ、鉄拳に専念することになります。
・やるしかない
他のゲームをやっていたものの、2Dと3Dは大きな違いがあり、最初は何をしたらいいか全く分かりませんでした。
とにかく勝つためにどうしたらいいかを考え、自分が出した答えは以下でした。
①自分は新参者だから今までやってた人に勝つためには強いキャラを使おう
②何をしたらいいか分からないならとにかく強い人も動きをパクってみよう
③レベルの高いゲーセンに通おう
まず、メインキャラクターは見た目がかっこよく、ストイックな所に惹かれた…当時の3強(デビル仁、一八、ボブ)で一番使いやすそうなボブに決めます。
そして、やると決めたからにはと初段で当時聖地と呼ばれた新宿JOYBOXに通い始めました。
最初は何も気にせず乱入してたのですが、鉄拳は段位戦がメインで行われることを察します。
その後は、基本的には見学し、段位戦が終わった後や空いた台が出来たらプレイするみたいな感じの日々を過ごしました。
・熱血高校
新宿JOYBOXに通い始めてから数か月、閉店間際、カード使用時間が切れたタイミングで強い方に「乱入しても良いですか?」と聞いたら快諾いただけたので対戦をしました。
対戦後、その方が話しかけてくれておかげで、翌日以降は挨拶するようになりました。
少しづつお話するようになり、ある日チームに誘っていただきました。
そこから同じチームの方や、常連の方とも少しづつお話できるようになりました。
鉄拳6無印のボブでミンチにしゃがステが欲しいといって茶柱さんに怒られたり、初風神に上がって1日で剛拳まで落とされたりと、何も分からなかった自分に皆さん優しく教えていただきました。
このきっかけがなかったら今も鉄拳をやっていたか分からないので本当感謝です。
・鉄拳王
鉄拳をやる前、カードシステムや段位は衝撃的でした。
その中でも”鉄拳王”がかっこよすぎて、初段の時から鉄拳王到達を目標に決めました。
最初は無理なんじゃないかと思う時もありましたが、環境とやりこみ(ボブ試合数全1)のおかげで鉄拳6BRでも鉄拳TAG2でも到達することができてよかったです。
当時の達成感は半端なかったんですね…。
・大会
KOFの頃からもっていた強くなって大会に勝ちたいという気持ちは鉄拳でも変わりませんでした。
鉄拳6BRの称号大会、鉄拳TAG2の水鴨など、近隣の大会は積極的に参加し、大会経験を積んでいきました。
チームメイトのおかげで最大規模の大会「MASTERCUP」を2回優勝できた事は本当に良い思い出です。
・ゲーセンからオフラインイベントへ
自分はずっとゲーセンで育ったので、今後もずっとゲーセンに通うものだと思っていました。
しかし、鉄拳は家庭用の方が環境が良かったり、大会がゲーセンでなくオフラインイベントで開催されるようになっていきました。
ゲーセンの集まりはとても楽しいものでしたが、大会に向けての練習は家やオフラインイベントでやるなど少しづつ環境が変わっていきました。
そんな中で今も世界を揺るがす事態が起きてしまいます。
・まんば杯
自分は今、鉄拳7 オンライン大会「まんば杯」を開催しています。
2020年6月から初めて、おかげさまで2/11時点で80回を迎えることができました。
このイベントをやろうと思ったきっかけは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、TWT(Tekken World Tour)等のオフライン大会や、毎週行われていた「FightingTuesday」、「FightingThursday」、「OC対戦会」等のオフライン対戦会が全て中止となってしまったからです。
今まで当たり前だと思っていた環境が、当たり前では無くなり、せっかくオフラインイベント等を通して盛り上がってきたこの状況を終わらせたくない、今の状況下で自分でも何か出来ることはないか、そう考えた時に思い浮かんだのがオンライン大会、そして1回では無く継続して開催することでした。
オバマさん達が毎週開催してくれていた「FightingTuesday」をリスペクトする形で、最初は「Fighting 〇uesday Online」という名で開催し、少しずつですが認知され始めたので、その後は「Manba’s Online Party」→「まんば杯」に名を変え、今に至ります。
やる前は「俺なんかがやっても何の意味もないだろう」、「今まで大会を開いた事ないのにできる訳ないだろう」とか色々思ってしまったのですが、自分の大好きな作品のセリフ「1番大切なのはできるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ!」に背中を押され、やることに決めました。
メモリ高負荷でPCが勝手に再起動したり、Steamのセーブデータが消え鉄拳神天から初段に降格したりとトラブルが色々ありましたが、参加者、観戦者の皆様のお陰で何とか続ける事ができています。
今後もオフラインイベントが活発になるまで続けていけたらいいなと思っております。
♦最後に
書きたいことは色々ありましたが、うまく文章がすることができず、最終的にこんな感じになりました。
記事にするってとても難しいですね…。
高校の時に初めて、現在は30代半ば…格ゲーに出会えて本当に良かったし、ラブライブ!にハマるまで格ゲー以外でハマる趣味なんてないと心の底から思っていました。
こんな長い期間楽しんでやれることができたのは周りのおかげで、ずっと色んな方に助けられて今があると実感しました。
本当にありがとうございます。