この度PGW/伝説のオタク様よりバトンを頂戴致しました、ユウと申します。
…正直このブログに名前を連ねることが出来る程のプレイヤーでは無いのですが、、、
僭越ながら簡単な自己紹介と、私なりの「ゲームの輪」について記事を書かせて頂ければと。
◆自己紹介◆
東京都生まれの、格闘ゲームとサバイバルゲームが好きな普通の会社員(34歳)です。
東京都生まれの、格闘ゲームとサバイバルゲームが好きな普通の会社員(34歳)です。
基本雑食ゲーマーですが、主にサムライスピリッツ(零SP / 剣サム / 新サム)をプレイしています。
また、最近だとEVO2019のサムライスピリッツ日本語実況の解説にも携わらせて頂きました。
その節は貴重な機会を与えて下さったコイチさんと、私のような素人をフォロー頂いたアールさんには感謝の言葉しかございません。
…しかし改めてtwichのアーカイブを見ると、自分が喋っていることが相当エモくて仰け反ります。
サムライおじさん、もう少し自重して欲しい
他にはアルカナハートとデモンブライド、KOFMIAもそこそこ真面目にやってました。
3つとも思い入れのあるゲームです、続編まだかなーーー
◆始めての「輪」?◆
私がゲームセンターで格闘ゲームを始めたのは、中学生の頃でした。
当時の私はネットでの攻略やゲーメスト等の攻略雑誌を知らなかったこともあり、強くなるにはゲーセンで強い人の動きを見て覚える!くらいしかありませんでした。
しかし何も解らない状態での独学では限界があると、早い段階で気付いたユウ少年。
手っ取り早く強くなるために、地元のゲームセンターで連勝を重ねる20歳くらいのお兄さん(Tさんとします)に教えて貰うことにしました。
まだ10代前半のユウ少年が一回り年齢が離れたTさんに話しかけるのは、少し勇気がいる行動ではありました。
ただ、そこで教えてくれたTさんも快くとても楽しそうに色々教えてくれていたと思います…多分。
これが、私が格ゲーの世界に足を踏み入れた初めの一歩でした。
しかし楽しい時間には終わりが来るもので、知り合ってから数か月後に地元のゲームセンターは潰れてしまいました。
携帯電話が普及していない時代、Aさんと連絡を取ることが出来ません。
初めて出来かけた「輪」は、あっという間に消えてしまいました…。
品川区の某アーケード内にあったゲームセンターで中学生に色々教えてくれたTさん、もしこの記事を読んで下さっていたらDMでも何でも声を掛けて欲しいです。
◆「輪」への参加◆
私の中学時代の友人が、サムライスピリッツ 天草降臨というゲームにハマってました。
当時はゲームセンターで見たことも無くプレイする機会が無かったのですが、その友人の影響で家庭用を借りてプレイしてみました。
正直言うと、その時は特に私はそこまで熱心にプレイしていませんでした…当時選んだキャラがあまり楽出来ないキャラだったことも原因かもしれません。
狂楽斬(ボタンホールドする必殺技)を溜めていると連斬という強力な共通システムが封印される閑丸、あまりにも硬派
そしてその友人から、蒲田で行われているサムスピ天草降臨の対戦会に誘われました。
人生の中で「ゲームの対戦会」なるものに参加したことが無かったので正直恐怖すら覚えたのですが、経験のために一歩踏み出して参加してみることに。
現地は一体どんな魔境なのか、俺みたいに殆どやってない人間がいても良いのかと恐れ慄いていましたが…
皆様本当に優しく接してくれましたし、同じゲームを愛する人達が大勢いるという居心地の良さと、そのゲームをガチでやっているプレイヤーの熱量というものに心打たれました。
なので、どちらかというとゲーム性よりもプレイヤーの魅力に惹かれたのかもしれません。
対戦会という未知の存在への恐怖を乗り越えた私は、サムライ勢という大きな括りの「輪」に足を踏み入れました。
◆「輪」は広がる◆
蒲田で天草降臨をプレイしていたその数か月後、高校3年の頃にサムライスピリッツ零という格闘ゲームが発売されました。
これも何かの縁、ちょっと頑張ってみよう!とゲームセンターに通いながら闘劇と呼ばれる全国大会の予選にも出てみましたが…いやしかしプレイされている方々は本当に強くて、自分のような地元の1ゲーマーレベルの高校生では到底簡単に予選突破なんぞ出来る世界ではありませんでした。
これは悔しい、、、と各地の対戦会に参加している中で、自分の転機となる「輪」に出会うことが出来ました。
旧サムライ勢にしか通じませんが、秋葉原トライアミューズメントタワーをホームにしていた「トライ勢」との出会いです。
トライ勢との出会いは自分の中でかなり強烈で、そこから一気に格ゲー沼にハマっていったような気がしますね…年代もばらばら、尚且つ個性的な面々が楽しそうにゲームやってる姿は本当に刺激的でした。
素直に「混ざりてぇ…」と思った私、一歩足を踏み出して皆様と交流を深めていきました。
あーだこーだと試行錯誤しながらトライでサムスピを遊んでいた時代は、今後の人生でも楽しかった時期TOP3に入ると思います。
戻れるものなら戻りたい、あの頃俺は若かった
◆「輪」は繋がる◆
そのままサムライ勢の括りとして、サムライスピリッツ零SP→サムライスピリッツ天下一剣客伝(剣サム)と続けてプレイしていきました。
サムライシリーズを続けてきたお陰で、地元の1ゲーマーでしかなかったこんな私でも中期~後期に掛けては大会でコンスタントに好成績を残すことが出来るようになりました。
大きな思い出を挙げると、闘劇2006(剣サム)で準優勝出来たこととEVOjapanサイドトーナメント(零SP)で優勝出来たことでしょうか。。。継続は力なり とはこのことですね。
とはいえ、大学卒業後に社会へ出てからは壊滅的に格闘ゲームをやる時間は減りました。
今は転職に成功しそこそこ時間に自由が利くようになりましたので、家族の理解も得て何とか新作をプレイ出来ています。
新作では、他ゲープレイヤーと交流を持てたことを何よりも嬉しく思います。
カプコン勢、KOF勢、ギルティ勢やUNI勢等々…たくさんのプレイヤーがサムスピをプレイしてくれています。
またこのサムスピから格闘ゲームを始めた、という方もいらっしゃいます。
1ファンとして、自分の好きなゲームにこれだけ多くのプレイヤーが参入してくれているという事実は本当に嬉しいですね。
サムライシリーズを続けていたお陰で、そんな新しい「輪」と繋がることも出来ました。
◆最後に◆
何だろう、まとまる気がしません。
とりあえず自発的に一歩ずつ前に進んでみれば、「輪」は何らかの形で広がっていきます。
そしてそれに比例して、自分の世界も広がっていくと思います。
ゲームをプレイしていなかったら知り合うことの無い方なんてたくさんいますし、その方々と交流していくことで色んな経験もさせて貰いました。
ただ「輪」は人と人の繋がりで出来るものであり、その中には「輪」を維持するために尽力している人もいると思っています。
その方への感謝は忘れないようにしたいですし、自分が大事にしている「輪」は続けられるようにしていきたいですね。
。
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…等と色々偉そうに書きましたが、私はただのサムライスピリッツ好きの1人のプレイヤーでしかありません
シーンを盛り上げるためのイベントを企画したことも殆ど無いし、していることといえば飲み会の企画や遥か昔にしたらばで対戦を募った程度です。
ただ15年以上も楽しませてくれたこのシリーズ、1人でも多く楽しんでくれる方が増えるようにちょっと動いてみたいなーと思っています。
…あれ、中身薄い割にめっちゃ長くないでしょうか。。。心配になってきました。
このような貴重な機会を与えて下さった山田様と伝タク様に改めて感謝を申し上げ、当記事の締めとさせて頂きます。
ご覧頂き、ありがとうございました。
◆バトン◆
「渡辺社長(ふせますた)」さんにお渡ししたいと思います。
闘劇2006での相方かつ、15年来の友人であり人間としても非常に尊敬しています。
サムライスピリッツだけでなくUNIでも活躍し続けているトッププレイヤー、どんな話が飛び出すのか楽しみですね!